商品説明
何気なく使っている言葉のルーツをたどってみると、
意外な語源に生き着く。俳優ならではの言葉へのこだわりが一冊の本になった。
言葉に生命があるとすれば、彼らはなんと不幸な星を背負ってきたことか。
そしてまた逆に、何と屈託なくその運命をはねのけてきたことでしょうか。
私にはその「言葉たちのひとりごと」が聞こえてきます。
泣きごとであったり愚痴であったり、ときに滑稽であったり、
あるいはちょっと誇らしげに聞こえることすらあります。
舞台活動の周辺で出会うたくさんの「言葉たち」の中から、
個人的に興味をそそられたものだけを、採り上げてみました。
(浜畑賢吉)