名もない雑草に過ぎない者ではあるが、拙いペンを聖母マリアに委ね、信・望・愛の杖に縋って八十路の第一歩を踏み出したのだ。春のような温かい心と微笑みをわが魂の武器として、新天地への希望に向かって歩んでゆこう。私は一人ではなく、神とともに生きているのだから。
著者プロフィール 田端 美恵子(たばた・みえこ) 長野市に生まれる。長野清泉女学院高等学校卒。国学院大学幼稚園教員養成所卒。平成21年(2009)10月、『満州の夕焼け雲』全国新聞社出版協議会 第3回自費出版大賞「優秀賞」受賞。令和2年(2020)2月、『
母であるわたしがここに居るではありませんか』出版。