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露に潤うた男たち

商品説明
長崎・浦上の主任司祭が信徒を見つめて折々に書き綴った、 ユーモアに満ちた初のエッセイ集。 ある日、外出から帰ってみると人相の悪い大男が待っていた。 一杯お召し下がりあがりのようで、のし付きのお酒を二本さげている。 「あんたが今度来た神父か。おれはこの世で神父がいちばん好かん」。 なんとも大変な挨拶のしかたである。 売りことばに買いことばで「おれもその酒は好いとるが、 それをさげとるあんたのような男は好かんバイ」(「露に潤うた男たち」より)
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