商品説明
-神のしもべパブロ・グスマン神父の生涯- 真の病名を告げられたグスマン神父は恐れ悲しむどころか、
司祭であり、いけにえであるキリストと共に生きる希望を新たにした。
霊的生活は、山登りにたとえられる。
この場合も山に登る人を理解するには、その人とともに中腹に立ち、
登ってきた道、これから登っていく道を展望するのがいちばんいい。
こうして、その人の希望と体験を知ることができる。
その人のオプチミズムと疲労を理解することができる。
この山登りのイメージにヒントをえたのが、本書の書き方である。
リマにおける1953年から58年までが、
パブロ・グスマン神父の山登りの中腹にあたる。
1953年、リマでの彼の私的黙想が、本書の出発点である。