商品説明
獨協学園百年史をまとめ上げて急逝した教授の
信仰を見つめた自分史と聖地巡礼紀行。
聖句を媒介して新しい世界が展開される。
著者が「40代に中葉過ぎになって、福音主義キリスト信仰に目覚め、
天なる神と、天命で貸し与えられているだけの人命と、
たましいの救いとを信じるようになった」(「ぱんたれい」1987)と書いているように、
本来、人命は天のもので、自分のものではない。
死と生は時宜で、天が決めることであり、天命から生を借り、
死によって人命を返すのだ、というのが著者の到達した想いであるらしい
(解説より)