商品コード:B136
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P239 C0116
著者等:草野純英
発行日:1998-08-01
聖人たちの生涯を思い起こしながら
祈りの雰囲気を味わうミニ黙想の書。
聖人たちの伝記とともに、
イエスさま、マリアさまのご生涯を述べた
立派な著作がありますが、
これらを、読書として読みきってしまうのは、
あまりにももったいない。
ゆっくりと、対話して、相手ともっと親しい関係をきずけぬものかと考え、
「読みながら、黙想出来る本」をつくってみました。
商品コード:B137
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P249 C0195
著者等:小崎登明
発行日:1998-08-15
古希を迎えた修道士がテレビのドキュメント番組に取り上げられた。
さまざまな出会いを織り込んだ随想。
なぜ、人を許せるのか。なぜ、和解なのか。
それは、お互いが、「人間で」あること、同じ人間であることを、意識するからではないか。
時は流れて、四季を招く。だが私は「いつまでも春」の気持ちで居たい。
うららかで、やさしく、明るい春の日差しを受けている心境で、
残されたこれからの人生を歩みたい。(「あとがき」より)
商品コード:B138
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P423 C0195
著者等:加藤怒彦
発行日:1998-10-15
なし
-若きフルーティストのパリ・音楽・恋- 愛妻マーガレットとのモンブラン遭難死から35年。
モンテカルロオペラ首席フルート奏者の心洗われる遺稿。
「日記というものは他人に読ませるために書くものではない。
そして、単に日記といっても、ほんのメモ程度のものもあれば
自己反省的な人生記録のようなものなど各種各様であろう。
どんなものにしろ潔癖に考えれば
それを公にすることは本人がこの世にいないだけに、
なんとなくひっかかる点もある。
しかし、世の中には全集とか、故人の追悼のためのものに
いくらも発表されているのだから、あとに残った者のせめての追悼のためだ、
ということを察して
商品コード:B139
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P258 C0195
著者等:ジャン=フランソワ・シックス=著、倉田清=訳
発行日:1998-11-01
モロッコを探検し19世紀末の地理学に新境地を開いたシャルル・ド・フーコーは、
劇的回心をしてサハラ砂漠で新しい修道生活を送る。その波瀾万丈を描く。
シャルル・ド・フーコーは、モロッコを探検して19世紀末の地理学に新時代を開いたが、
現世的名声を捨てて回心し、新しい修道会の創設を模索する。
そして、隠修士としてアフリカの遊牧民と生活していたが、
第一次大戦中愛する隣人に裏切られ、殺害され、殉教した。
本書は、すべての人に「友愛」を捧げるという理想を求めた、彼の霊的遍歴の軌跡である。
商品コード:B140
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P276 C0195
著者等:鈴木宣明
発行日:1998-10-11
20世紀の偉大な女性エディト・シュタインとはどんな人だったのか。
カルメル修道院からアウシュビッツへ送られた殉教者の祈りに学ぶ。
エディト・シュタインはユダヤ人。
無神論者、哲学者、カルメル会修道女、
アウシュヴィッツの殉教女という人生を歩んだ。
1945年5月7日オイツ軍の無条件降伏をもって、
ヨーロッパにおける第二次世界大戦が終わりを告げて以来、
彼女の生涯と運命が、多くの人々の心をひきつけている。
商品コード:B141
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P440 C0195
著者等:結城了悟
発行日:1999-02-01
キリシタンになった大名の信仰を描くとともに、
いかにキリスト教が根を下ろしたかを探る。
1986年に発行された「キリシタンになった大名」が、この度文庫の形で再版されます。
初版が限られた部数でキリシタン史を研究する人に対して発行されたので、
今、もっと手に入りやすい形で発行されるのを嬉しく思います。
大名のイメージが次第に過去の霧の中に沈んでいく現代社会の中にも、
「キリシタンになった大名」が、
キリシタン史とそれを止めようと努めた迫害を理解するため一つの大切な鍵となります。
商品コード:B142
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P276 C0195
著者等:永井隆
発行日:1999-02-01
アララギ会員をしてその名を知られた原子野の歌人、
永井博士の幻の短歌集。心あたたまる装画も収録。
新しき 朝の光 さしそむる 荒野に響け 長崎の鐘
傷つける 友をさがして 火のなかへ とび入りしまま 帰らざりけり
聞け のろしの中に 祈る叫びを つるぎを捨てよ ことごとく いくさを捨てよ
とことわに 平和をまもれ 地の極みまで 平和をまもれ 世々の末まで
(「新しき朝」)より
商品コード:B143
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P247 C0195
著者等:水浦久之
発行日:1999-03-17
長い伝統につちかわれた長崎の教会をめぐる話題を追って。
地元文芸誌に発表したエッセイ集。
世人はこの方を毒舌家と呼ぶ。
その呼名も人様々で、「中島神父様」は当然としても、
「万里神父様」「万ちゃん」、より近い人は親しみを込めて「爺」と呼ぶ。
ぼくは敬愛を込めて「爺さん」と呼ぶことにしている。
もっとも、ご本人の前に出ると、畏まって恭しく「神父様」と呼んでいる。
何十年経っても怖い人だからである。(本文より)
商品コード:B144
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P406 C0116
著者等:ヴィンセント・ウォルシュ=著
発行日:1999-04-05
今世紀になって神の民は自分の中に現存する霊の力を強く意識し始めた。
<白柳枢機卿>聖霊の時代の再認識!!
初代教会のキリスト者は父である神と
復活した主イエスが聖霊を通して自分たちと共にあり、
共に働き、若い教会を導くのを毎日のように体験し、
自分たちも聖霊に満たされているのを経験しました。
しかし二千年の教会の歩みのなかで、いつしか聖霊の活き活きとした働きが、
口にされることが少なくなっていったのも事実です。(「推薦のことば」より)
商品コード:B145
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P171 C0116
著者等:カルロス・メステルス=著、佐々木治夫=訳
発行日:1999-05-31
ブラジルの聖書学の第一人者メステルス神父が説くイエス像。
聖書研究家の手引き書として価値ある一冊です。
この本の中で、次のことを黙想しましょう。
(1)イエスのナザレでの30年。
(2)福音がガリラヤの人びとに与えた衝撃。
(3)福音が小さな共同体の中に受肉すること。
(4)社会の流れに逆行しながらイエスに従うこと。
(5)危機、敗北、勝利、十字架の死に至るまで父に従い貧しい者に忠実であること。