商品コード:B104
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P171 C0195
著者等:鈴木宣明=監修/高橋テレサ=訳
発行日:1995-11-01
16世紀に生きたアビラの聖女テレサは、
カトリック教会史上初の女性教会博士である。
聖テレサの勧めの一つは、体験に満ちたもの。
テレサは謙そんと完徳の追求によって美しくされ、豊かにされた。
彼女はこの上もない心情と性格の美しさに飾られ、
非常に親切で、柔和で、優雅であったので、交わる人々を皆、
自分に引き寄せ、愛され、敬われていた。
商品コード:B105
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P268 C0195
著者等:フーベルト・チースリク
発行日:1995-12-15
わが国のキリシタン研究の第一人者が、
日本のカトリック教会に燦然と輝く10人の福者と聖人の群像を描く。
本書では、1987年に列聖された16殉者の中の5人の日本人、
それに1868年に福者と宣言された205人の殉教者の中から5人を紹介する。
この聖なる先祖たちにならって、聖者の末裔として、信仰と愛に生きるよう願ってやまない。
商品コード:B106
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P440 C0116
著者等:鈴木宣明
発行日:1996-03-20
信者の信仰を導いてきた聖たる神学者たちの横顔を紹介。
聖アウグスティヌからアビラの聖女テレサまで。
キリスト教の神秘霊性は唯一のこと-
「神を愛し、その愛において人間を愛する」こと-を追求するのである。
したがってキリスト教の神秘霊性は歴史的事件の苦しみと出会い、
人間と世界状況とに働きかけてきた。
教会博士はそれぞれの時代を超えて、
すべての人に語り、呼びかけ、励まし続けている。
商品コード:B107
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P212 C0116
著者等:ローマ法王庁福音宣教省=編、日本カテキスタ会=訳
発行日:1996-05-01
なし
福音宣教省管轄下の諸地域に生きる
カテキスタの召命、養成、向上のために。
カテキスタ(伝道師)に対する教会の関心と評価は、
その歴史を通して、極めて深く、高いものであったと言えます。
これは現代においても変わりません。
事実、第2バチカン公会議は
カテキスタの役割の重要さを、賞賛をこめて宣言しています。
商品コード:B108
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P258 C0195
著者等:小崎登明
発行日:1996-05-31
長崎で原爆にあった17歳の夏が、著者の生涯を決める原点となった。
修道生活の日々を告白した自分史。
長崎・原爆の日、廃墟の丘でふしぎと生かされていた17歳の私は、
この世の壊れゆく現実のなかに、神の声が聞こえて来たかのように思う。
燃えさかる多くの死体を見たとき、頭上に神の光が閃いたように思う。
「この世で何が大切か、これからの人生で学びなさい」
以来、カトリック修道士となって、価値観を変えて殉教者二十六聖人のひとり、
聖トマス小崎の名前をいただいて牛歩の歩みを続けてきた。
商品コード:B109
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P587 C0195
著者等:小坂井澄
発行日:1996-07-01
感動を呼んだ岩下壮一神父の生涯。
秀才とうたわれた岩下壮一とその家族を余すところなく描く長編伝記。
岩下壮一没して55年、この物語を終えるにあたり、
武蔵野の面影の残る東京府中のカトリック墓地を私は訪れた。
現在、墓は共同で、手入れのゆきとどいた芝生を前に、
等身大の復活のキリスト像を仰いで「わたしは復活であり、
生命である」と刻まれた大きな墓碑には、
50人余りの司祭の名が整然と並んでいた。
「F.ザビエル岩下壮一・1889.9.18~1940.12.3」の文字をしみじみと読んだ。
土葬の個人墓から移されて、もう大分たつ。(本文より)
商品コード:B110
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P489 C0195
著者等:フーベルト・チースリク
発行日:1996-08-01
400年前のキリシタンたちの実像を描く。
福祉活動に励み、聖母信心に勤しみ、福音宣教活動に取り組んだ。
このごろ、多くの人は、歴史とフィクション、
すなわち史実と小説を区別することができないようである。
歴史小説は(映画やテレビドラマを含めて)
著者自身の「心」の問題をその中でとりあげている。
小説の主人公を強調するために、
他の人物を小さく、ひいては悪くあらわす、
いわゆる「黒白明示」の話術を使っている。
しかし、三百余年前のキリシタンの心情をあらわすために、
二十世紀後半の現代人の考え方をもって、
彼らの「心」をさぐり、ひいては批判することは許されないのである。
商品コード:B111
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P215 C0195
著者等:セルギウス・ペシェク
発行日:1996-12-15
コルベ神父を慕い、65年前に日本に来た修道士が振り返る人生。
愛する日本人に語りかける遺言。
コルベ神父様は「書いてあるものは何時までも残るから、
無原罪の聖母マリアの栄誉になるために書きなさい。
残されたものは、他人がこれを用いるでしょう」と
私たちに日記を書くことを常々すすめられていました。
この本は、私のこれまでの日記の抜粋や、
思い出の中から残しておきたいと思うものを思いつくままに書きました。
(セルギウス・ペシェク)
商品コード:B113
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P217 C0195
著者等:井上洋治
発行日:1996-12-25
遠藤周作氏の親友でもある井上神父が初めて書いた童話。
無心に生きる小鳥の姿に神の愛を見つめる。
これは、私ガ生まれて初めて書いた童話です。
この歳になって、神さまの風のなかで無心に己をまかせきって生きている
花や草や小鳥を心から羨ましく思うようになったら、
自然にこの童話が生まれてきました。
皆さん、小雀健チャンをどうか可愛がってあげてくださいね。
商品コード:B114
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P178 C0195
著者等:青山玄
発行日:1997-02-05
なし
-琉球最初のキリシタン- 禁教令の時代、沖縄の石垣島で
壮烈な殉教をとげたキリストの証し人の物語。
カトリックの那覇教区は、太平洋戦争後に
独立して教区になった創立50周年記念を祝うという。
この機会に本書が発行されて、
ルエダ神父や石垣永将らの殉教並びに
その周辺事情のことが多くの人に知られるのは、誠に喜ばしい。