商品コード:B227
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P424 C0195
著者等:伊東和子/五百旗頭明子・共訳
発行日:2007-08-01
トラピスト修道士マートンのアジア旅日記。
タイ、インド、スリランカなど、2ヶ月足らずの間に触れた
アジアの人々の文化、宗教を温かい目で見つめたアジア紀行。
マートンは、聖ベルナルド、十字架の聖ヨハネを初めとする
東西のキリスト教の教父や神秘家たちの著作に親しみ、研鑽を重ねる一方、
東洋の諸宗教、禅、チベット仏教などについても深い関心を抱いていました。
たとえば、鈴木大拙氏が渡米した折には自らニューヨークまで赴き、
氏と対談しておられます。
大拙氏もマートンのことを「禅を一番よく理解しているアメリカ人だ」と評しています。
そんなわけでマートンがこの旅行をアジアの高僧たちと
商品コード:B228
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P772 C0116
著者等:メルセデス・バロン=編/厳律シトー会那須の聖母修道院=訳
発行日:2007-08-15
苦しみは自分のために、喜びは周りの人びとのために。
人びとの幸福を探し、神の試練には、悲しそうな顔を見せない。(本文より)
福者ラファエルは、不治の病、糖尿病を持ちながら、若くして厳律シトー会に入会した。
当時の厳律シトー会は病人にも例外を認めなかった。
彼は、病室で生活する修道者となり、そこで祈りと苦しみ、喜びと感謝の時間を過ごした。
彼は、日記と手紙を残し、それが彼の聖性の証しとなった。
教皇ヨハネ・パウロ二世は、全カトリック教会に彼の聖性を宣言した。
商品コード:B229
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P520 C0195
著者等:碇山洋
発行日:2007-09-10
「折々の環境問題にふれて綴られた、若き知性の魂の記憶・
本書には、難問解決のヒントが満載されている。」 保母武彦(島根大学名誉教授)
本書は、『聖母の騎士』誌に1998年1月号から2006年7月号まで連載された
「環境からみる私たちの社会を一冊にまとめたものです。
財政学と地域環境管理論を専門とする私が、
少々場違いな感のある雑誌にエッセイを連載することになったいきさつについては、
最終回第89回をお読みください。
この連載では、環境問題を中心にそのときどきの問題を具体的にとりあげるようにしました。
(「序文」より)
商品コード:B230
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P404 C0195
著者等:小坂井澄
発行日:2007-11-01
-長崎女部屋の修道女たち- 長崎県各地に点在する、カトリック女子修道会「女部屋」を訪ね、
克明に記録したルポタージュ。
日本に根付いた女子修道会の全貌をあますことなく描き出す。
愛とは何なのか、人は何のために入きるのか。
幕末から明治初期の史上もっとも厳しかったキリシタン弾圧のあと、
信仰の復活につとめながら、棄児たちを育てていった女性たちの苦しい闘い。
在俗修道女100年の歴史追って長崎から五島へ。感動のフィクション。
商品コード:B231
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P204 C0195
著者等:ホセ・ヨンパルト
発行日:2008-01-31
世界の潮流は、確実に「死刑廃止」に向かっている。
しかし、わが国は国民の多数の支持により、死刑は続いている。
カトリック司祭の法学者が、日本の死刑制度に疑問を投げかける。
日本には死刑制度というものがあります。
世界の国々ではこの種の刑罰は叙々に廃止されており、
現在ではもう3分の2の国で廃止、または執行されていないということは
誰もが知っていることかも知れません。
しかし、これはどうしてなのかと考える人は非常に少ないのです。
ですからこれ位の知識で満足してしまっては、
まだ何も始まっていないのも同然と言えるのです。(「まえがき」より)
商品コード:B232
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P171 C0195
著者等:小澤悦子
発行日:2008-05-01
「旧約聖書続編」の最初に掲載されている「トビト記」を通して、
神と家族の関係を考える物語。
『聖書』は難しい、と思っている人はたくさんいます。
お説教ばかりが載っていて、
「自由と解放」がないと思う誤解から生じていると思いますが、
読めば読むほど面白く、
全能の神さまの私たちへの愛がちりばめられているので、
心は喜ぶ書物なのです。
それはついにイエスさまの誕生に集められますが、
『トビト記』を読むだけでも、神さまの愛のこまやかさ、
温かさ、優しさ、うれしくならない人はいないでしょう
商品コード:B233
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P721 C0195
著者等:佐伯教会学校=編
発行日:2008-03-20
「聖書」は、永遠のベストセラーだが、全文を読みこなすには、相当の根気がいる。
本書は、大人にも子どもにも分かるように「聖書」を解説している。
バラエティーに富む「旧約聖書」の宝庫から、人生の指針を汲み取ろう。
イスラエルの民は神話伝説を信仰の表明のために活用し、
口承や文書による伝達によって子孫に信仰を伝えていきました。
その全過程で聖霊は働き続けていました。神が救いの歴史を導いていました。
信仰の目を通し個々の出来事を思いめぐらすとき、
そこに神の導きを発見するなら、それは恵みであり、聖霊の働きです。
わたしたちが聖書を読んで、神の導きについて思いめぐらすなら、
神感
商品コード:B234
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P170 C0195
著者等:竹田誠二
発行日:2008-09-01
人類学者、古生物学者、哲学者、神学者、探検家、詩人、
さまざまな顔を持つ、カトリック司祭の生涯と思想を紹介する
この著作によって私たちは、人間に至るまでの宇宙全体の歴史の跡をたどり、
神の受肉の聖なる影響を知ることができます。
テイヤール神父は、進化についてのカトリック信仰に生命を注ぎ込み、
未来への展望を試みていました。
商品コード:B235
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P209 C0195
著者等:高橋眞司
発行日:2008-10-01
なし
長崎で愛と信仰と平和を追いつづける哲学者が編んだ詩と随筆集。
ひとにはそれぞれ個性があり、
その個性の中には内的律動(リズム)をともなった言葉がある。
個性的であるのはその内にかかえている原子的な言葉のゆえにである。
自分自身に固有のこの言葉こそ、そのひと独自の<詩>なのであって、
それを見出し表現するまでは人の思索と創作が止むことはない。
長い時間をかけて詩というものを私はこのように考えてきた。
(「あとがき」より)
商品コード:B236
発行所:聖母の騎士社
ページ等:P478 C0195
著者等:佐藤正明/根岸美智子
発行日:2008-12-01
-シエラレオネ支援で起きた愛の奇跡- 西アフリカの小国シエラレオネの子どもたちの教育に取り組む
日本人シスターと支援するサポーターたちの心あたたまる物語。
私たちの支援活動では、主役はいつも
御聖体の宣教クララ修道女会のシスターたちと現地の子どもたちでした。
ところが、内戦はその子供たちから笑顔を消し去ったのでした。
しかし、幸いにも平和が戻り、2002年にシスターたちがミッションに復帰すると、
子供たちには再びあの笑顔が甦りました。
私たちの支援もそれと深くかかわってきた経緯がありますので、
書名を「あの笑顔が甦った」とした次第です。(『語り部のまえがき』より)